映画『力俥-RIKISHA-』公式サイト

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  • 2018.09.7「力俥-RIKISHA-」【浅草立志編】&【すみだ旅立ち編】完成披露上映レポート

    9月1日(土)東京・ニッショーホールにて、完成した「力俥-RIKISHA-」【浅草立志編】&【すみだ旅立ち編】の初お目見えと上映イベントが行われました。 上映前に、一部では関智一さんと木村良平さん、二部では関さんと小野賢章さんによる、注意事項のアナウンスが入り、場内約600人のお客様が盛り上がったところで上映がスタート。 シリーズとしては3作目、4作目にあたるこの2作品ですが、それぞれ独立した物語なので前2作品をご覧になったことのないお客様も、俥夫に扮した関さんが登場してお話が転がり始めると、時に笑いながら映画に引き込まれている様子。 上映終了後、喝采の拍手のなか登壇したのは、映画に出演した関智一さん、木村良平さん、小野賢章さん、監督のアベユーイチさん、脚本のむとうやすゆきさん。観客のみなさんの映画の興奮冷めやらぬ中、作品についてのトークがスタートしました。 しばらくぶりの続編となる関さんは、久しぶりの俥夫凜太郎役ということで、撮影初日にはキャストを実際に乗せて人力俥の運転を何度も練習したことを明かし、アベ監督のいい作品を作るための粘り強さに苦労したことや、実際の公道で緊張しながら俥を引いたことなどをお話されました。 木村さんと小野さんには、それぞれ演じたキャラクターについての感想が司会から訊ねられると、木村さんは解散した相棒に復縁を迫る【シロウ】について“そこまでくらいついてゆく根性“の凄さを、小野さんは恋人と母親との間に立ち、関係に悩む【圭太】について、それでもしっかりしている部分があることを強調して、映画を観た人なら納得の笑いと共感を呼んでいました。 撮影中の苦労話として、木村さんは本編ではほぼカットされている漫才シーン、小野さんは30回近くNGを出してしまった長回しのシーンを挙げ、また東京で大雪が降る中、俥を曳くシーンも撮影した関さんは、俥夫の衣装で寒さが厳しかったことなどを挙げていました。 アベ監督、むとうさんはそれぞれの作品ができるまでの経緯を求められると、【浅草立志編】では出演もされているキャッチャー中澤さんのコントライブを劇中登場するリトルシアターで見たことや、同じく劇中に登場する古道具店《蛍堂》さんのお話、【すみだ旅立ち編】で鍵となるロボット“おーいちゃん”についてなど作品のディテールを絡めてのトークを披露。また3作目、4作目に出演した木村さんと小野さんそれぞれの演技を絶賛する一幕も。 イベントはトークショーに続けて朗読劇《爆闘相棒(ばくとうバディ)リック&ショウ》の朗読劇に。 前2回のイベント上映でも行われたこの架空のアニメに関するご説明を、監督・むとうさんからされた後、いよいよスタート。主人公の一人[リック]は前2回のイベントで小野友樹さんが演じられていましたが今回は[リック]が喋れない??状況。関さん扮する[ショウ]の前にあらわれた[ジョウザとカジ坊]とは…!?映画「力俥」とは正反対の世界の朗読劇ながら会場は爆笑につつまれました。

    その後“この規模はなかった”とキャストも驚く大じゃんけん大会で、貴重なサイン入り台本が、勝者にプレゼントされイベントは幕を閉じました。 このイベントはDVD「力俥-RIKISHA-浅草立志編」に1部の模様が、DVD「力俥-RIKISHA-すみだ旅立ち編」に2部の模様が収録される予定です。